愛媛県内の大学が相互に連携?交流する「大学コンソーシアムえひめ」事業の一環として、このたび、県内大学生5人を対象にインターンシップを実施しました。
今年度は、欧冠足球比分_bob体育平台下载-赛事直播官网生4人、松山大学生1人の合計5人を受け入れ、5日間のプログラムを実施しました。研修生は、用意された5つの受入プログラムに分かれて、大学職員の業務に取り組みました。また、最終日には、各自で取り組んだ内容や成果などをテーマに、1人15分のプレゼンテーションを行いました。
本インターンシップは、研修生にとっては身近な大学での就業体験を通してキャリアを考える貴重な機会となり、受入担当者にとっては、部下の育成やOJTを実践することで職員自身の教育能力向上を図る良い機会となりました。

各受入プログラムの内容
■国際連携支援部

国際連携支援部に配属された研修生は、総務企画、国際支援、学生交流の3つのチームで研修を行いました。教職員や留学生へのインタビューや業務体験を通じて、国際連携支援部の役割と業務への理解を深めました。また、愛大ミューズ入口コーナーに海外からの寄贈品を展示したり、学内展示ポスターを更新するなど、効果的な国際広報活動にも取り組みました。研修を通じて、チームで業務を行う楽しさや英語力向上の必要性を実感しました。
■総務部

総務部に配属された研修生は、総務課、評価IR課、広報課、校友会、ミュージアム、基金室、業務支援室など、多岐にわたる業務を体験しました。データ入力やグラフ作成といったデスクワークだけでなく、記者クラブへのプレスリリース資料配布、イベントのパンフレット作成など、幅広い業務を経験し、その一つ一つが大学組織の円滑な運営に貢献していることを学びました。また、学内外と密に連絡を取りながら調整を行うことから、「報?連?相」や事前準備の重要性も実感できました。
■総務部人事課

人事課に配属された研修生は、「大学職員を支える業務を体験しよう」をテーマに、給与計算処理や退職手当の計算、労務管理など、多様な業務を体験しました。ノー残業デー周知ポスターの作成にも取り組み、実際に人事課のフロアに掲示しました。掲載内容やレイアウトなどを自ら考え、業務を遂行する経験を積みました。この研修は、進路選択のための情報収集や今後の課題発見に役立ちました。
■財務部

財務部に配属された研修生は、部内の8つのチームで会計業務を体験しました。予算や資産の管理、伝票チェック、物品?役務の検収作業など、幅広い業務を通して、会計面から大学の実態を把握することができました。会計部門で求められる業務の正確さやデータ集計スキルは大学での勉強で培ってきたものと共通する部分があると実感しました。
■図書館

図書館に配属された研修生は、6つのチームで図書館の業務を体験しました。「図書館の業務を知る」ことを目標に、蔵書の点検、図書?雑誌のデータ登録、論文?図書の取寄せなどを行いました。さらに、書籍展示コーナーのポスター作成にも挑戦し、職員の意見を参考にしながら、趣向を凝らした展示を完成させました。多様な業務を通して、大学図書館で働きたいという意欲がより一層強まりました。
<人事課>