欧冠足球比分_bob体育平台下载-赛事直播官网6年9月24日(火)、共通講義棟Aのアクティブラーニングルームを主会場として、安全衛生講演会を対面及びオンラインのハイブリッド形式で開催しました。
この講演会は、「全国労働衛生週間(10月1日~7日)」に先立ち、学生及び教職員を対象に、安全衛生管理推進室と工学部安全衛生委員会が共同開催したもので、来場者及びオンライン聴講者を合わせて、約100人の参加がありました。
はじめに、安全衛生管理推進室の満田憲昭室長より開会の挨拶があり、「労働環境において安全を守り、健康を維持するためには、個々人の意識と組織全体の協力が不可欠です。近年、労働安全衛生の意識は益々高まっており、企業や各機関においても、様々な対策が講じられています。しかし、労働災害の報告は、依然として続いており、今後引き続き対策を強化する必要が生じております。本日の講演会を通じて、皆様の安全衛生の知識をさらに深め、今後の業務に役立てていただければ幸いです」と述べました。
第1部は、松山労働基準監督署安全衛生課の土井厚志地方産業安全専門官が登壇し、「これからの安全衛生管理について」と題した講演を行い、愛媛県内の労働災害発生状況や、安全衛生の現状と課題についての解説を行いました。安全衛生水準を高めるには、過去の災害事例から学び、再発防止を徹底するとともに、災害時に何を優先すべきかを考え、安全に対する意識を常に持つことが重要であると述べました。
第2部では、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の田中俊憲バイオセーフティ主任者が登壇し、「OISTにおける安全衛生とリスク管理」と題した講演を行いました。多様な国籍と母国語を持つ教員や学生が多くを占めるOISTにおいて、高度な研究環境における安全を確保するためにどのようなアプローチがとられているか、リスクアセスメントや事故防止策など、具体的な事例を交えて詳しく説明しました。
講演会後、参加者からは、「安全衛生環境の理想実現には、人材育成が不可欠であり、「安全は人づくりから」という言葉が印象的でした」、「多国籍の環境の安全衛生は文化の違いもあり、多種多様な教員と共に働く上での安全衛生の課題や注意点は参考になった」、「OISTが行なっているAIや人間工学に関する題材は、これまでの安全衛生とは違った視点であったため、興味深かった」等の感想が寄せられました。
最後に、安全衛生管理推進室員で連合農学研究科の伊藤和貴副研究科長より、御礼の挨拶があり、閉会しました。
安全環境課では、今後も教職員及び学生を対象とする講演会を開催し、本学構成員の安全衛生管理に対する意識向上を図っていきます。
<安全環境課>