欧冠足球比分_bob体育平台下载-赛事直播官网6年8月30日(金)?9月1日(日)に東北大学で開催された「第41回日本植物バイオテクノロジー学会仙台大会」おいて、大学院連合農学研究科1年生の平田峻也さん(指導教員:賀屋秀隆 准教授)が「学生優秀発表賞」を受賞しました。
本賞は、一般口頭発表を行う学生について、研究内容、プレゼンテーション、質疑応答の3項目を評価し、表彰されるものです。今回は、全91題のエントリーの中から13題が選出されました。
受賞タイトルと概要
「シロイヌナズナにおけるDNAメチル化編集技術の開発」
DNAメチル化とは、DNA(主にシトシン)にメチル基 (-CH3) が付くことです。DNAへのメチル基の付け外しにより、遺伝子の発現量を調節することが可能となります。本研究では、ゲノム編集技術を応用し、Cas9タンパク質にDNAメチル化酵素あるいはDNA脱メチル化酵素を融合した融合タンパク質とガイドRNAを、モデル植物であるシロイヌナズナにおいて共発現させることで、標的領域上のDNAにメチル基を付けたり、外したりする制御に成功しました。特に、本研究ではDNAメチル基の付け外しを制御できる範囲が従来のものよりもピンポイントで制御可能であることを示唆しました。今後は、イネやカンキツなどの愛媛県の主要農産物に応用し、「DNA配列を変えない」新たな育種技術としての確立を目指します。
<大学院連合農学研究科>